夏休みが明け、テレビやラジオ、新聞などマスコミでは、不登校の子どもたちのことを取り上げる機会が増えています。
先日テレビを見ていたらあるフリースクールのことを取り上げていました。
学校へ行けない子どもたちが、外で遊んだり料理を作ったり、パソコンでゲームをやったりして楽しそうに過ごしていました。
インタビューに答えた子どもは「学校より100倍楽しい」ととても嬉しそうに話をしていました。
何らかの理由で学校へ行けなくなった子どもが、家にこもってしまうのではなく、外へ出て通えるところを見つける。仲間と一緒に楽しく活動する。これは本当に素晴らしいことだと思います。学校へ行けなくなり、家にこもっていた子どもが外で活動ができたことは大きな一歩であり、親も子も喜んでいると思います。でも、それだけで終わってしまっていいのでしょうか。義務教育が終わり、高等学校へ進学したい、大学へ進みたい。そう思った時に自分の夢を叶える手立てを身につけさせてやることは大人の大切な仕事だと思います。子どもは今目の前にあるものの先に何があるのかを知りません。知っているのは指導者であり大人です。子どもが学ぶ環境を提供することを忘れてはいけないと思います。
文部科学省が示した民間施設としてのガイドラインでも「相談・指導の在り方について」の(3)に「我が国の義務教育制度を前提としたものであること」と示されています。フリースクールペガサスは、義務教育の根幹は子どもたちの学力の維持向上だと思っています。そのために国の制度として学習指導要領が法により定められているのだと思います。少なくとも標準的に学ぶべき内容を示した学習指導要領に沿って学ぶことができる環境を提供することは教える側の責務だと思います。
現在、フリースクールペガサスは1、2名の空きがあります。高校進学を考えていたり、学習の遅れを心配しているお子さんは是非見学に来てください。

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