今年度、千葉市教育委員会より「不登校児童生徒の学習支援とフリースクールとの連携事業」の委託を受けました。
千葉市教育委員会が委託先として求めていたフリースクールとしての条件の主なものとしては、
① これまでに千葉市の児童生徒を受け入れ、出席扱いされた実績があること。
② 教員免許取得者で、学校現場で児童生徒の指導に5年以上勤務経験を有する学習支援者がいること。
③ 臨床心理士の資格取得者等で、児童生徒を対象とした相談業務について5年以上の経験を有する学習支援者がいること。
などとなっています。

聞く人によっては、なかなかハードルが高そうな内容ですが、実はこれは、平成29年に文部科学省が、民間施設で相談指導を受ける際に、保護者や学校、教育委員会が留意すべき点として出した「民間施設についてのガイドライン(試案)」に沿ったものです。

このガイドラインには
相談・指導について
・児童生徒の人命や人格を尊重した人間味のある温かい相談や指導が行われていること
・指導の内容や方法があらかじめ明示されており、児童生徒の状況に応じた適切な内容の相談や指導が行われいること。また我が国の義務教育制度を前提としたものであること。
相談・指導スタッフについて
・相談・指導スタッフは児童生徒の教育に深い理解を有しするとともに、不登校の支援について知識・経験をもち、その指導に熱意を有していること。
・専門的なカウンセリング等の方法を行うに当たっては、心理学や精神医学等、それを行うにふさわしい専門的知識と経験を備えたスタッフが配置されていること。
学校、教育委員会や家庭との関係について
・学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
・家庭との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。

などと書いてあります。

フリースクールペガサスは、これらのガイドライン(試案)にほぼ合致していると判断されました。

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