自殺などという言葉を書くこともつらいのですが、私たち大人が心に留めるべきは、それほどまでに追い詰められてしまう子どもの気持ちです。

学校がつらい子どもたちは、もうすぐ夏休みが終わり学校が始まると考えるだけで、体調を崩したり、涙が出たり、食べ物が喉を通らなかったりします。

表情が硬くなって、笑顔が見られなくなったり、夜眠れない、朝起きられない、ゲームをやめない、反抗的になる、等多くの種類の逃避やSOSのサインが出てきます。子どもによって違います。つらさを悟られないように完璧に演じる子もいます。

一人悩んで自殺してしまう子どもたちが実際にいます。お母さんごめんね、今までありがとう、と。

子どもにとって、学校はそれほどまでに社会の全てであり、逃れられない絶対的なものなのです。

行かなくても、怒られても、まあいいやなんとかなるだろう!と思える子どもも中にはいます。

SOSを出すのが上手で、気持ちをうまく伝えられる子もゼロではありません。

でも、多くの子どもはそれができません。

その理由の1つとして、親を悲しませたくない、がっかりさせたくない、困らせたくないから、だから学校に行けないなんて言えないということがあるのを忘れてはいけません。

どんなに生意気に思えても、本当に親を喜ばせることが大好きです。親が喜ぶことが自分の幸せなのです。それができなくなってしまう自分に絶望してしまうのです。

子どもが学校に行きたくないのではないか、つらいのではないか、と思ったら、まずは「なにがあっても私はあなたの味方であること」を伝えてください。学校に行くとか行かないとか、その後どうするのかの方法なんていうのは、いくらでも、考えればいいのです。

我が子が生まれて初めて抱いた時の、元気に育つことを願ったあの時の気持ちを思い出して、子どもが今なにに胸を痛めているのかすぐにはわからなくても、絶対にあなたの味方であることを伝えてください。

だって、絶対にこの子を守りたい!って本当のことなんですから。

それから、お母さんも一人で途方にくれることはありませんよ

一緒に考えましょう。

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