先日の講演会には大変多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。本日もご質問にお答えしていきます。出来るだけ一つ一つのご質問に沿ってお答え出来るように一日に少しずつの回答をしていきます。ご質問から読み取れる情報の中で状況を想像しながら私自身の考えでお答えします。最も大切な個別性の部分については、少ない情報の中で反映させることが難しいので、あくまで参考程度になるとは思いますが少しでもお役にたてれば幸いです。(個別での相談やセミナー等をご希望の方は、ご予約のご連絡をいただければと思います。有料にはなりますがしっかりお時間をお取りし、対応させていただきます。)

 

【質問】

ADD(衝動性のないのんびり君「のび太くん型」)の子どもとHSCとの違い。生理学的ではなく行動面や社会性の面で親として、教師としての支援のやり方は、同じような面があるのではないかと感じた。脳の動きの違いはあるのでしょうが、支援の面では共通するのではないでしょうか。(成功体験、失敗させない、自尊心を育てる等)

【回答】

ご質問の最後にある3つの支援を実行できている先生や親御さんの場合、どんなタイプのお子さんにも対応できていると思います。いわゆる支配型とは真逆の「子どもに寄り添う教育や育て方」ができているということです。

違いについて補足します。

・HSCは緊張が強く、気持ちが張り詰めていることが日常的に続いています。カサブタができる前の傷口をイメージしてください。水や風がヒリヒリとしみるのです。こういった敏感さからくる過ごしにくさは非HSCのADDの子どもとは違いがあります。

・非HSCのADDは練習による成果が出やすいのに対し、HSCは無理にチェレンジしなくても良いし失敗しても何の問題もないという安心感を与える方が効果的なことが多いです。

 

☆ご質問ありがとうございました。その他のご質問の回答は次回に続きます。

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